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Claude Relay Service

Claude Relay Service(CRS)は、自分でホストできるオープンソースのAI APIリレーサービスです。Claude、OpenAI(Codex)、Gemini、Droid などのアカウントを一括で接続でき、複数アカウントのローテーション、利用者ごとの専用APIキーの発行、使用量の集計、Web管理画面に対応しています。

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投稿者:
einverne
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Claude Relay Service(略称 CRS)は、自分でデプロイして使えるAI APIリレーサービスです。公式の紹介文は「セルフホスト型 Claude Code ミラー、ワンストップのオープンソースリレーサービス」。Claude、OpenAI、Gemini、Droid などのサブスクリプションアカウントをまとめて接続でき、複数人での相乗り(カープール)によるコスト分担にも対応しています。すべてのリクエストは自分のサーバーだけを経由し、上流のAPIに直接接続されます。

セキュリティに関する注意:公式 README によると、v1.1.248 以前のバージョンには管理者認証を回避できる重大な脆弱性があり、攻撃者が認証なしで管理パネルにアクセスできてしまいます。v1.1.249 以降にアップグレードするか、公式が推奨する次世代プロジェクト CRS 2.0(sub2api)へ移行してください。

コンプライアンス上のリスク:公式は、本プロジェクトの利用が Anthropic の利用規約に違反する可能性があると明記しており、リスクは利用者自身が負うものとしています。本プロジェクトは技術の学習・研究のみを目的としており、アカウントの凍結やサービス停止などによる損害について作者は責任を負いません。

主な機能

  • 複数アカウント管理:複数の Claude アカウントを OAuth 認可で追加し、自動でローテーションします。アカウントに問題が起きた場合は、次のアカウントに自動で切り替わります。
  • カスタム API キー:利用者ごとに専用のキー(cr_ で始まる)を発行でき、レート制限、同時接続数の制限、モデルの制限、クライアントの制限を設定できます。
  • マルチプラットフォームのアカウントプール:ルートのプレフィックスでアカウントの種類を区別します。/claude/、/antigravity/api/、/gemini/、/openai/、/droid/claude/、/droid/openai/ などがあり、同じキーを共通で使えます。
  • 使用量の集計とモニタリング:Web 管理画面(/web)で各キーのトークン使用量を確認でき、公式の価格に基づいてコストに換算できます。ヘルスチェック用のエンドポイント /health も用意されています。
  • 一時停止とクールダウン:上流で 503、5xx、過負荷、認証エラー、タイムアウトが発生すると、システムはそのアカウントへのルーティングを一時的に停止します。クールダウン時間は全体またはアカウント単位で設定できます。
  • セキュリティ制御:アクセス制限やレート制御に対応し、User-Agent によってクライアント(ClaudeCode、Gemini-CLI など)を識別できます。
  • プロキシ対応:HTTP/SOCKS5 プロキシに対応し、アカウントごとに固定のプロキシ IP を設定できます。
  • パフォーマンスの最適化:コネクションプールとキャッシュを使い、レイテンシを抑えます。

想定ユーザーと利用シーン

  • 友人と相乗りして、Claude Code Max などのサブスクリプション費用を分担したい小規模グループ。
  • サードパーティのミラーサイトに会話内容を見られたくない、データプライバシーを重視する開発者。
  • ある程度の技術力があり、自分で構築・運用したいユーザー。
  • 長期的に安定してアクセスしたく、サードパーティのミラーサイトに依存したくないユーザー。
  • 居住地域から Claude サービスに直接アクセスできないユーザー。

クライアントの接続

公式 README には、次のクライアントの設定例が掲載されています。

  • Claude Code:環境変数 ANTHROPIC_BASE_URL と ANTHROPIC_AUTH_TOKEN を設定します。
  • Gemini CLI:Gemini Assist API と Gemini API の2つの方法で接続できます。
  • Codex:~/.codex/config.toml と auth.json で設定します。対応するのは OpenAI Responses 形式のみです。
  • Droid CLI:~/.factory/config.json にカスタムモデルを追加します。
  • Cherry Studio などのサードパーティツール:該当するプロバイダーの種類を選び、サービスのアドレスと API キーを入力します。
  • VSCode Claude 拡張機能:~/.claude/config.json に primaryApiKey を設定する必要があります。

デプロイ方法

ハードウェア要件(最小):CPU 1コア、メモリ 512MB(1GB 推奨)、空きディスク 30GB。公式は 2コア 4GB で十分としており、米国リージョンなど、Anthropic API にアクセスできるサーバーの利用を推奨しています。また、Alibaba Cloud や Tencent Cloud の海外ホストは、テストの結果 Cloudflare にブロックされたと注意しています。

ソフトウェア要件:Node.js 18 以上、Redis 6 以上。Linux の利用を推奨します。

  1. スクリプトによるワンクリックデプロイ(公式推奨):manage.sh install をダウンロードして実行すると、依存関係のインストール、対話式の設定、起動まで自動で行われます。以降は crs コマンドでサービスを管理できます(install/start/stop/restart/status/update/uninstall)。Ubuntu/Debian、CentOS/RedHat、Arch Linux、macOS に対応しています。
  2. 手動デプロイ:リポジトリをクローンし、npm install を実行します。config/config.example.js と .env.example をコピーして JWT_SECRET と ENCRYPTION_KEY を設定し、フロントエンドをビルドしたあと npm run setup で初期化し、npm run service:start:daemon でバックグラウンド実行します。
  3. Docker Compose:公式スクリプトで docker-compose.yml を生成し、docker-compose up -d を実行します。設定には Redis、データの永続化、ヘルスチェック、自動再起動が含まれています。

管理者アカウントは自動生成(data/init.json に保存)されるほか、環境変数 ADMIN_USERNAME と ADMIN_PASSWORD で事前に指定することもできます。本番環境では、Caddy や Nginx Proxy Manager によるリバースプロキシを併用することを推奨します。Nginx でリバースプロキシし、Codex CLI を使う場合は、http ブロックに underscores_in_headers on; を追加する必要があります。

注意点

  • ライセンスは MIT。技術スタックは Node.js と Redis で、フロントエンドは管理画面用の SPA です。
  • デモサイトとお知らせ用チャンネルが用意されており、英語版の README もあります。
  • 利用前に必ず Anthropic の利用規約を確認し、セキュリティ修正を含むバージョンへ速やかに更新してください。